大学卒業後、新卒で九州中央魚市へ入社

もともと魚が好きで、釣りも趣味でした。大学で求人情報を見つけたときは、ぜひこの会社で働きたいと思いました。入社後は管理部に配属され縁の下の力持ちとして仕事をしてきましたが、2023年４月から熊本市場鮮魚部に異動。現在は、魚の荷降ろしや荷運び、大きさや規格ごとに分ける選別、魚の鮮度を保つための生きた魚の神経締め、競り落とした金額を記す帳面付けなどを担当しています。

「競り人」として活躍する先輩への憧れ

現場経験を積んだので、いまは競りの免許を申請しています。昔は魚の扱いについて、先輩の仕事を「見て覚える」というのが当たり前だったようですが、時代の変化にともない先輩がていねいに指導してくださいます。競り人として活躍している先輩方はとてもかっこよく、自分も知識や経験を高めてスキルアップしたいと日々、研鑽を重ねています。

魚の相場や状態をチェック

現在は熊本市場鮮魚部近海課に所属しています。近海課では主に熊本県内の魚介類を中心に取扱ますが、県内の入荷量が少ない場合、県外からも魚を引っ張っることもあります。同じ魚でも取れた場所季節の違いにより、競りの値段（相場）が違います。今はまだわからないことばかりですので競り落とされた魚の状態（身に脂があるか、捌いた身にキズがないか等）を仲卸売場に足を運び確認し良い魚の知識や相場観を養っています。そして県内外からいろんな魚を引っ張れるようになりたいです。